AO入試の傾向

AO入試の受験生にとって気になるのは、志望大学のAO入試の傾向ですが、AO入試の傾向については、その大学にふさわしい人材を入学させようとする入試担当者が工夫を凝らして行う場合と、大学教育界全体の流れとしてできる場合とがあります。

大学全体の流れの中での傾向としては、AO入試に「自己推薦書」の提出が求められるケースが多くなっているということができます。自分の能力や特性について、自分の言葉でうまく表現できることが要求されるようになってきているのです。

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また、AO入試の最近の傾向として、名称自体もその大学の選抜方式に合わせて、AO入試という言葉以外を使っているケースも多いので、受験生は気をつけて見ていなければなりません。例えば、早稲田大学の政治経済学部では、「総合選抜入学試験」という名称を使用しています。また筑波大学は、AC入試(Admisson Centerの略)という名称を、成蹊大学はAOマルデス入試(The Multi Dimensional Entrance Examination for Seikei Universityの略)という名称を用いています。

出願資格においては、ほとんどの大学で浪人についても出願を認めるというのが傾向としてあります。しかし、北海道大学の経済学部や理学部・歯学部・薬学部・工学部・農学部・水産学部、東北大学の法学部・理学部・工学部、玉川大学の全学部、日本福祉大の全学部などでは現役に限っています。一部こういった大学や学部もあることは頭に入れておきましょう。

AO入試の内容についての傾向では、学力については、私立大学で2008年入試において学業成績基準を設けている大学が約12%にしかすぎないなど、全体的にはあまり重視されていません。しかし、代わりにその学校や学部を専門で出願することが条件となっています。専願が全体の傾向であるため、受験生としても自分の第一志望がどの大学であるかははっきりさせておかなければなりません。

選考方法としては、提出書類の審査と面接で実施するケースが中心となっていて、エントリーシートの提出、一次面接、書類審査、二次面接は、今や私立大のAO入試ではいちばん多い選考方法となっています。志望校の選考方法に合わせた取り組みをすると同時に、こうした一連の大学のAO入試傾向にも目を向けておきましょう。

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